CDP-R1a

■代表写真

 

■主な仕様(取扱説明書より)

型名 CDP-R1a
周波数特性 -
全高調波ひずみ率 -
信号対雑音比(S/N) -
ダイナミックレンジ -
チャンネルセパレーション -
出力端子 下の表を参照
大きさ 470×125×410(幅/高さ/奥行き)
重量 約18kg
消費電力 14W
リモコン RM-A1a

■出力端子

  端子形状 用途
TWIN LINK TWIN LINKジャック ファイバー径0.2mm往復式(発光波長800nm)。ツインリンクの特性をさらに向上させたツインリンクS
DAS-R1a専用だが、DAS-R1,DAS-R10とも接続可能
COAXIAL(EIAJ同軸) ピンジャック EIAJ同軸用
光出力 光コネクター -18dBm(発光波長660nm)

■使用デバイス

型名 CDP-R1a
電源トランス -
メカデッキ 光ピックアップ KSS-151A
サーボ・信号処理系
デジタルフィルタ -
DAC -
OPアンプ -
ヘッドホン出力 -

■特徴・仕様

・位相基準成分の損失を低減するツインリンクS方式
・高性能石英系ファイバー
・グランドラインを分離・独立させたGTSサーボ搭載
・新開発3相BSLモーター
・外部振動の影響を最も受けにくいシャーシ中央にメカデッキを配置するセンターマウント方式
・高剛性ステイブルロックメカ
・組成が大理石と同じ炭酸カルシウムを樹脂に加えグラスファイバーで強化したGベースユニット&Gトレイ
・トレイロック機構
・5mm厚のアルミ押し出し材によるトップスタビライザー
・FBシャーシ
・ファインセラミックシンシュレーター
・デジタル・サーボ用を他と独立専用に設けた2トランス構成
・樹脂充填したツインコア・トランス
・多彩な演奏機能(1曲演奏、連続演奏、プログラム演奏(最大20曲)、シャッフル/デリートシャッフル演奏)
・いつも同じ順番で聞きたい人のためのプログラム・バンク機能
・自分でインデックスをつけられるカスタムインデックス機能

■内部写真

天板を外した全体写真。メカを中央に配置し、その後ろにトランス、左に電源回路、右にデジタル回路が配置されています。外見はCDP-R1に似ていますが、内部は全くと言って良いほど変わっています。トランスが中央に配置され、重量バランスも改善されています。

電源回路、トランスとメカ。

こちらは右半分のメカ、トランスとクロック生成回路

電源回路には日本ケミコンの63V4700マイクロFの電解コンデンサが6個載っています。黄色のコンデンサは、メモリバックアップ用の47mF/5.5V。

メモリバックアップ用キャパシタ周辺。

メカの上を覆う厚さ5mmのスタビライザー。スタビライザーは防塵や、メカの上のチャッキングプーリーを支える役目もあります。

上から見えるクロック関係と思われるデジタル基板。11.289MHzのクロックが見えます。上からは見えませんが基板はこの下にもあります。ツインリンクで接続していない場合は自分でクロックを生成する必要があるため、ツインリンクからの外部クロックに同期する場合と、内部クロックで駆動するための2系統のクロック生成回路が搭載されています。

樹脂充填されたトランス。デジタル・サーボ用とその他アナログ系に分けた二つのトランスが入っています。

Gトレイ。ゆっくりと滑らかに出てきます。

出力端子は、TWIN LINK、同軸、通常の光端子の3系統になりました。CDP-R1は普通の光デジタルアウトが搭載されていませんでしたので、接続性が向上しています。切り替えはフロントパネルで行えます。専用ケーブルには低損失の石英系素材が使われています。

フロントパネルの出力切り替えスイッチ

スイッチ周囲のアルミの深い切れ込みが、フロントパネルの厚さを感じさせます。

Rシリーズのサイドウッドは本木目で非常に高級感があります。

■解説

CDP-R1aはCDP-R1の後継で、外見はCDP-R1に似ていますが、内部はかなり異なります。DAC側のクロックをトランスポートに送り、トランスポートをDACと同期駆動させつつ、D/A変換はDACの直近に配置したクロックで行うという、ツインリンク端子は健在で、R1aでは特性の向上を図ったツインリンクSと進化しています。ツインリンクは光でクロックを送るため、DACとトランスポートのグランドが完全に切り離されており、相互干渉の問題を解決しています。 今でこそWORD SYNC入力端子のついた民生用プレーヤはいくつかありますが、あの当時、民生機で光同期駆動を実現していたツインリンクは大変な先進性があったと言わざるを得ません。以降、オーディオのデータ伝送で進化があったとすれば、i.LINKでのフロー制御くらいでしょうか。 ツインリンクはその凄さをうまく訴求できなかったのではないか、という感があります。

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