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CDP-555ESD

■代表写真

 

■主な仕様(取り扱い説明書より)

型名 CDP-555ESD
周波数特性 2Hz〜20kHz ±0.3dB
全高調波ひずみ率 0.0025%以下(EIAJ)
信号対雑音比(S/N) 106dB以上(EIAJ)
ダイナミックレンジ 97dB以上(EIAJ)
チャンネルセパレーション 100dB以上(EIAJ,1kHz)
出力端子 下の表を参照
大きさ 430×123×395mm(幅/高さ/奥行き)
重量 約13.5kg
消費電力 16W
リモコン RM-D502A

■出力端子

  端子形状 最大出力レベル 負荷インピーダンス 出力インピーダンス
LINE OUT
(FIXED)
ピンジャック 2V(50kΩ) 10kΩ以上 200Ω
LINE OUT
(VARIABLE)
ピンジャック 0〜2V(50kΩ) 30kΩ以上 300Ω〜2.5kΩ
DIGITAL OUT ピンジャック 0.5Vp-p 75Ω 75Ω
HEAD PHONES ステレオ標準ジャック 28mW(可変 最大) 32Ω -

(注)デジタル出力とアナログ出力は背面のON/OFFスイッチで排他的に使用可能。
  光デジタルアウトは搭載されていない。

■使用デバイス

型名 CDP-555ESD
光ピックアップ ベースユニット BU-1E
サーボ系 CXA1081(IC101)RF
CXA1082(IC201)サーボシグナルプロセッサー
信号処理系 CXD1125(IC301)CX23035にデジタルアウト用ICのCX23033の機能を取り込んだ第三世代信号処理IC。
デジタルフィルター CXD1088(IC307)4倍オーバサンプリングデジタルフィルター
DAC TDA1541A(IC401)フィリップス DEM 16bit L/R独立DAC
(注:「L/R独立」というのは、2chipではなくて、1chipでL/R 2DAC内蔵ということ)
出力段 使用OPアンプ JRC 5532DD, TI NE5534P
GIC型3次アクティブフィルター
ヘッドホン出力 使用OPアンプ JRC 5532DD

■特徴・仕様

・「無振動・無共振」を追求したセラデッドシャーシメカ
・ユニリニア・コンバータシステム
 デジタルフィルターとEFMデモジュレーターを一つのクロックにより同期駆動。
 デジタル系で発生するジッターとビートノイズが原理的になくなり、音質劣化につながるアナログ系への影響を回避。
・G(ジブラルタル)シャーシ
 底板はESシリーズアンプで定評のある高剛性・大質量の非磁性・非金属Gシャーシ。
・リニアモーター・トラッキングメカニズム
 1曲目から最終曲の頭出しまで選曲時間約1秒。
・ディフェクト予測「Sサーボ」システム
・新開発4倍速デジタルフィルター
・L/R独立のD/Aコンバーター、L/R分離の全段ツインモノ構成
・大型2電源トランス
 オーディオ用1個と、デジタルサーボと表示部用で1個。さらに各系統独立の安定化電源を採用。
・20キーによるダイレクト選曲
・ラッチド・デジタル出力

■内部写真

外装については、コラムに特別ページを設けました。こらちです。

Gシャーシをはずした写真。本体シャーシは、非磁性アルミ引出し材外装シャーシと、磁気ひずみを低減させる銅メッキ処理内部シャーシの二重構造になっている。デジタル系回路とアナログ系回路は一枚の基板で構成されているが、ガラスエポキシ材を用い、不要な静電容量が発生しないレジスト処理のES基板を使用。
DACとその後段のアナログ回路のパターン。左右対称で美しい。
アナログ用電源を作り出す整流・安定化回路のパターン。左右対称で美しい。手前の回路は出力段のパターンであるが、こちらも綺麗な対称形をしている。
可変ラインアウトとヘッドホンの音量を調整するボリュームは、モータードライブ付き。アルプス製で、大きさからいわゆる27形ミニデテントタイプと思われる。
信号処理系のICは基板の裏にある。中央に見えるのが信号処理ICのCXD1125、その左隣がメモリでOKI製M5128-20,右に見えるのがCXA1082。下に白いセラミックが貼り付けられたICがあるが、これが4倍オーバーサンプリングデジタルフィルターCXD1088
天板を外しての、上面からの全体写真。
デジタルアウトを裏から写したもの。この基板上にはRCA端子だけではなく、コンデンサ,R,IC等のデバイスも載っている。
マスタークロック周辺。クリスタルがある位置の基板の裏にはデジタルフィルターICがあり、ユニリニア・コンバーターシステムの中枢となっている。クリスタルには黒い鉢巻が巻かれている。
DACの上には茶色の部品が貼り付けられていて、正確な型番は不明だが、フィリップス製16bitDACのTDA1541Aのもよう。デュアル(2デバイス)使用ではなく、LRで1個のシングル使用である。DACをはさむように配置されている電解コンデンサは、ELNA DUOREX1000μF,63V。リレーがいくつかあるが、これらはオムロン製G2VN-237PH。
DAC後段のアナログ系。片ch当たり、OPアンプはJRC製NJM5532DDとTI製NE5534Pの2個が使われている。これらにより、GIC型3次アクティブLPFが構成されていると思われる。
OPアンプ近くのワインレッドの電解コンデンサは、ELNA DUOREX 100μF,100Vである。
整流・安定化電源とDACの間にある回路は、可変出力・ヘッドホン出力用のアンプ。OPアンプとしては、JRC NJM5532DDが使われている。OPアンプ周辺の電解コンデンサは、ELNA DUOREX 220μF,35V。
デジタル信号処理系には、緑色のニチコンMUSEが多用されている。一方アナログ系には、ワインレッドのELNA DUOREXが使われており、その対比が面白い。
アナログ系専用の電源回路。もっとも大きい電解コンデンサは、ELNA DUOREX 6800μF,35V。この2個の電解コンデンサには、鉢巻が巻かれている。
デジタル系・表示系の電源。もっとも大きい黒い電解コンデンサはELNA FOR AUDIO 12000μF,16V。ワインレッドの電解コンデンサは、ELNA DUOREX 3300μF,25V×2と、ELNA 6800μF,16V。小さい緑色のコンデンサが、ニチコンMUSE 220μF,50V×2と、330μF,35V×3。
上面のメカまわり。電源スイッチは背面パネル近くにあり、フロントパネルのスイッチとは白いバーでつながっている。
メカはCDP-502ES以来の高速選曲が特徴的なリニアモータートラッキングメカである。
セラデッド・ベースユニットの特徴である巨大なピックアップ。BU-1Eの文字が見える。
メカのまわりを銅メッキシャーシが囲っている。
メカを裏から撮影したもの。リニアモーターの巨大なレールが目立つ。スピンドルモーターはBSLモーター。
銅メッキシャーシの各所には、グレーの制振材が貼り付けられている。
このような場所にも制振材が貼り付けられている。
電源ケーブルの直後には、LとCによるラインフィルタがある。
ボリュームがある個所には、銅メッキ板によるシールドがなされている。
電源トランスは、EIコアトランスを特殊樹脂で封入し高剛性ケースに入れたものを2個搭載。左がデジタル用で7.1V,21.6VA、右がアナログ用で15.3V,24.3VA。
出力端子は、固定と可変のアナログ出力と、同軸デジタルアウトが1系統。アナログアウトとデジタルアウトはスイッチで排他的に使用可能。

■解説

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