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CDP-553ESD

■代表写真

■主な仕様(取扱説明書より)

型名 CDP-553ESD
周波数特性 2Hz〜20kHz ±0.3dB
全高調波ひずみ率 0.0025%以下(1kHz)
信号対雑音比(S/N) 取扱説明書に記載なし
ダイナミックレンジ 96dB以上
チャンネルセパレーション 95dB以上
出力端子 下の表を参照
大きさ 430×85×365mm(幅/高さ/奥行き)
重量 約9.3kg
消費電力 15W
リモコン RM-D502

■出力端子

  端子形状 最大出力レベル 負荷インピーダンス
LINE OUT
(FIXED)
ピンジャック 2V
(50kオーム)
10kオーム以上
LINE OUT
(VARIABLE)
ピンジャック 0.05V〜2V
(50kオーム)
30kオーム以上
DIGITAL OUT ピンジャック 0.5Vp-p 75オーム
HEAD PHONES ステレオ標準ジャック 28mW
(32オーム)
-

(注)光デジタルアウトは搭載されていない

■使用デバイス

型名 CDP-553ESD
電源トランス 46.2VA 15V
メカデッキ CDM4-1C(BU-1C)(注)
サーボ・信号処理系 CX20109 (IC101:RF系コントロールアンプ)
CX20108 (IC201:フォーカス、トラッキング、スレッドサーボ)
CX23035 (IC307:デジタル信号処理、CLVサーボ)
HM6116FP-3 (IC308:16kbit RAM)
CX23033 (IC310:デジタルアウト用シグナルトランスミッタ)
PC910 (IC405:SHARP製フォトカプラー)
デジタルフィルタ CX23034 (IC309:2倍オーバサンプリングデジタルフィルタ)
DAC PCM53JP-V Kランク(IC400,IC500)
バーブラウン製
上位3bit用7定電流源+下位13bitラダー型電流重み付け 16bitDAC
L/R独立に2chip搭載
OPアンプ 2SK241 (サンプル&ホールド回路に高速MOSFET使用)
LF356H (IC401,IC501:アンプ)
NE5532P (IC402,IC403,IC404,IC502,IC503,IC505: GIC型ローパスフィルタ)

ヘッドホン出力 NE5532P (ヘッドホンアンプ)

(注)フィリップスのCDM4とは別物です。CDMは「CDメカ」の略で、よく使われる一般的な名称でしょう。

■その他特筆すべき仕様

・ブラック・セラデッドベースユニット

・ドロップアウト検出回路(BU-1Cの特徴)

・サブコード出力をON,OFFできるデジタルアウトスイッチ

・デジタルフィルタとDACの間をフォトカプラーで接続した光伝送方式

 

■内部写真

天板を外しての全体写真

トランスは一つで、デジタル、アナログ両方の電源をまかなう。
同軸のデジタルアウト端子の部分が背面から飛び出ているが、デジタル出力用の回路とトランスが入っているためである。

整流回路は独立した基板になっていない。整流回路はデジタル基板・アナログ基板それぞれの上に載っている。

唯一、トランスのすぐ右に電解コンデンサが2個あるが、これはアナログ回路電源を強化するためのコンデンサで、3300マイクロF/25V×2。これとアナログ回路基板上の電解コンデンサで整流された電源を作っている。

右下がデジタル基板、右上がアナログ基板。
銅メッキシャーシの色と、アナログ回路の対称性が美しい。

電源をON/OFFするスイッチは、トランス付近にあり、正面の電源スイッチからは、レバーが伸びている。AC100Vラインのとりまわしを最小限に抑えるためである。

デジタル回路の基板

右下のシールド板の下には、ヘッドホン端子とボリューム、ボリュームを駆動するモータがある。

多くのICが裏にあり、表はジャンパ線が目に付く。
写真で見える中央上の大きなICがデジタルフィルターのCX23034。その右隣に16.9344MHzのクリスタルがある。

デジタル信号処理ICのCX23035は、ほぼ基板の中央裏にある。


右上に横に寝かされた比較的大きい赤色の電解コンデンサ(16V2200マイクロF)があるが、この下にデジタル出力の信号を作り出すIC CX23033がある。

デジタル回路基板上の電源回路のアップ。

+-電源を分けるように、中央にシールド板が走っている。

ダイオードブリッジにより直流にされ、3個の黒い電解コンデンサ(ELNA for Audio 16V 6800マイクロF×3)で平滑される。

+電源の需要が高いためか、+電源の側だけ、電解コンデンサが2個ある。

その後、銅色のヒートシンクがついた定電圧ICを通り、さらに2個の赤い電解コンデンサ(25V1000マイクロF×2)で平滑される。こちらは、+-電源対称に1個ずつの電解コンデンサ。

アナログ回路基板の全景。

銅板のシールドの中には、可変出力用の回路が入っていて、前面のボリュームへ往復する線が延びている。

アナログ回路基板のうち、電解コンデンサが並ぶ左部分が、この基板用の電源回路。

蛇足かもしれないが、DAC以降の回路が上下対称になっているは、
L-chとR-chのためだが、電源回路が上下対称になっているのは、
LR別電源になっている訳ではなくて、グランドを中心として
+14V,-14Vというように、プラス・マイナス電源を生成するためである。

データはシャープ製フォトカプラPC910を経由してデジタルフィルタ(基板裏にある)に入り、シリアル-パラレル変換の後、LR独立のバーブラウン製DAC PCM53JP-V Kランクに入る。

縦に3つICが並んでいるが、これらがGIC型のLPFを構成 している。一つのパッケージあたり二つのオペアンプが 入っているので、片chあたり、6つのオペアンプでGIC型LPFが構成されている。

DCサーボは無く、出力端子の前にはコンデンサがはさまっている。

LRを分けるように、また、DAC以降のサンプル&ホールド回路、GIC型LPFを囲むように銅板によるシールドが施されている。

メカまわり
クランプを駆動するモータ、ギヤ周辺。

 

■解説

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